お盆です。——小さな子にも伝えられる形、考えてみませんか
8月に入りました。
もうすぐお盆です。今年もきっと、親戚が家に集まる日があると思います。
仏壇に手を合わせて、お供えをして、みんなで顔を合わせる。そんな時間の中で、ふと写真立てに目をやったお子さんや甥っ子姪っ子から、こう聞かれることはないでしょうか。
「この人だれ?」 「どんな人だったの?」

その瞬間、あなたの中にはどんな思い出が浮かぶでしょうか。口ぐせでしょうか。笑い方でしょうか。それとも、縁側でよく聞かされた昔話でしょうか。
答えようとして、うまく言葉にならないこともあると思います。それは、忘れてしまったからではありません。ただ、話す機会そのものが、少しずつ減っていくからだと、私たちは考えています。
写真は、姿を残してくれます。けれど、人柄も、口ぐせも、あの人だけが持っていた空気までは、写真の中には残りません。

おもいで文庫は、その人の話を聞かせてもらう場所です。
AIが物語を書く、というものではありません。会ったこともない誰かが創作したものは、たとえよくできていても、遺族にとっては他人の話になってしまうからです。
主人公は、大切なその人。著者は、あなたです。おもいで文庫は、そのあいだに立つ聞き手であり、書き役でありたいと考えています。
お子さんに聞かれた「どんな人だったの?」という問いに、あなた自身の言葉で答えていく。その積み重ねが、一冊の文庫になっていきます。

そして、もうひとつ。おもいで文庫では、綴った思い出を、本だけでなく絵本という形にすることもできます。
小さなお子さんや甥っ子姪っ子に、故人のことをそのまま説明するのは、難しいこともあると思います。けれど絵本という形であれば、まだ字の読めない子にも、その人がどんな人だったのか、少しずつ伝えていけるのではないかと考えています。

私たちが大切にしているのは、出来上がったものが「その人らしいかどうか」ということです。
読んだご家族が、「うん、これはあの人だ」と思えるかどうか。それを一つの目安として、人が必ず目を通してから、お届けするという約束を守っています。
お盆で親戚が集まる日は、その人の話がいちばん語られる日でもあります。廊下で、お茶を飲みながら、ふと出てくる思い出話。そうした言葉も、みんなで一緒に綴っていけたらと思っています。

この夏、その人のことを、少しだけ話してみませんか。
その人の話を、聞かせてください。
AIが創作するのではなく、聞き手として大切な人の物語を家族とともに綴り、一冊の文庫として残すサービス